入れ歯(自費)
院長の入れ歯・義歯治療への
想いと取り組み
01. 歯科医師としての
やりがいの原点
勤務医時代、特に制約の多い訪問診療の現場で、入れ歯(義歯)に悩む多くの患者さんと向き合ってきました。「痛い」「外れる」といった切実な訴えに対し、「精密な歯型採り」と「安定したかみ合わせ」を追求することで問題を解決し、「痛くなくなった」「よく食べられる」と感謝の言葉をいただくことに、歯科医師としての大きなやりがいを感じました。
02. 精密義歯
「BPSデンチャー」
との出会いと技術の深化
開業後、総義歯の治療で壁にぶつかった時期に、ヨーロッパ発祥の精密な義歯製作法「BPS」に出会いました。これが現在の当院の義歯治療の根幹となっています。
日本の義歯治療の権威である先生方に師事して学びを深めるとともに、義歯専門の優れた歯科技工士と密に連携し、時には診療に立ち会ってもらいながら、患者さん一人ひとりに最適な義歯をチームで作り上げる努力を続けています。
03. 歯科医師冥利に尽きる、
忘れられない経験
7年前に初めて「BPSデンチャー」を手掛けた、難病を抱える高齢の女性患者さんのことは今でも忘れられません。粘膜が弱く、入れ歯の痛みで食事に大変苦労されていました。
歯科技工士と二人三脚で義歯を完成させ、おせんべいを美味しそうに召し上がった時の満足された表情は、私の心に深く刻まれています。その方は2年後に他界されましたが、娘さんがわざわざ来院され、「母は最後まで先生に作っていただいた入れ歯で食事を摂っていました」と感謝の言葉を伝えてくださいました。これ以上に歯科医師として嬉しいことはありません。
04. 家族にも提供する
信頼の治療
このBPSデンチャーは、現在93歳になる私の祖母にも作製しています。自分の大切な家族にも自信を持って提供できる、信頼性の高い治療法です。
木下歯科がご提案する
ワンランク上の自費入れ歯
保険の入れ歯の「痛い」「噛めない」「見た目が悪い」といったデメリットは、素材や設計を追求した自費の入れ歯でその多くを解消できます。当院では、患者様のご希望に寄り添い、最適な入れ歯をご提案します。
【総入れ歯・部分入れ歯】
BPSエステティックデンチャー
BPS(生体機能的補綴システム)に基づき、お口の動きや噛み合わせを精密に再現して作る、完全オーダーメイドの入れ歯です。認定を受けた歯科医師と歯科技工士のみが製作を許された、特別な入れ歯で、当院の院長はそのBPS認定クリニシャンです。
- メリット:
- 優れたフィット感:お口の動きを精密に型取りするため、ズレにくく、痛みが少ない。
- 高い審美性:天然歯のような自然な歯の色や形、歯並びを再現し、美しい口元に。
- しっかり噛める:正しい噛み合わせを忠実に反映するため、食事を快適に楽しめます。
【オプション】
BPSカラーリング
より自然な見た目を追求する方のために、歯茎の部分に繊細なカラーリングを施すオプションです。血管や色調をリアルに再現し、入れ歯であることを感じさせない、まるで芸術品のような仕上がりを目指します。
【総入れ歯・部分入れ歯】
金属床義歯
歯茎に触れる「床」の部分を、薄い金属(コバルトクロム)で製作する入れ歯です。
- メリット:
- 異物感が少ない:保険の入れ歯(レジン床)より格段に薄く作れるため、違和感が少なく、発音しやすい。
- 食事が美味しい:金属は熱を伝えやすいため、食べ物の温かさや冷たさを感じられ、食事をより楽しめます。
- 丈夫で長持ち:歪みが少なく、丈夫です。
※金属アレルギーの方には適用できない場合があります。
【部分入れ歯】
ノンメタルクラスプデンチャー
部分入れ歯を固定するための金属のバネ(クラスプ)がない、審美性に優れた入れ歯です。
- メリット:
- 見た目が自然:金属のバネがないため、入れ歯を入れていることが他人に気づかれにくい。
- 快適なつけ心地:薄く、軽く、弾力性のある素材で、お口に優しくフィットします。
- 周囲の歯に優しい:残っている歯に負担をかけにくい設計です。
歯を失ったときの治療法:
入れ歯・ブリッジ・
インプラント
虫歯や歯周病、不慮の事故などで歯を失った場合、その機能を回復させる治療法には主に「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つがあります。それぞれの治療法にメリット・デメリットがあるため、ご自身の希望やお口の状態に合ったものを選択することが大切です。
最も避けたいのは、歯が抜けたまま放置することです。残った歯や顎の骨に負担がかかり、さらなるトラブルの原因となります。
| 入れ歯 | インプラント | ブリッジ | |
|---|---|---|---|
| 概要 | 失った部分を補う人工の歯。取り外し式。 | 顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着。 | 両隣の健康な歯を削り、橋渡しするように連結した人工歯を装着。 |
| 手術の有無 | なし | あり | なし |
| 周囲の歯への影響 | バネをかける歯に負担がかかることがある(自費の入れ歯では軽減可能)。 | ない。 | 健康な両隣の歯を削る必要がある。 |
| 噛み心地 | 保険では劣るが、自費なら天然歯に近い感覚を再現可能。 | 自分の歯のように強く噛める。 | 自分の歯に近い感覚で噛める。 |
| 審美性 | 保険では金属のバネが目立つが、自費なら非常に自然。 | 天然歯と見分けがつかないほど自然。 | 自然な見た目(保険適用外の素材の場合)。 |
| 治療期間 | 比較的短期間 | 3ヶ月~1年ほど | 比較的短期間 |
| 適用範囲 | ほとんどの症例に対応可能 | 顎の骨の状態によっては適用できないことがある。 | 連続して多くの歯を失った場合は適用できない。 |
| 費用 | 保険適用と自費がある。 | 自費診療。 | 保険適用と自費がある。 |