先日から、各種報道・SNSで、6月からの医療機関における患者負担についてニュースとして取り上げられていました。
例)診療報酬改定で6月から初診・再診の負担増 医療従事者の賃上げの原資に(産経新聞)
昨今、物価高の影響にて各業種の値上げが続いているのはみなさま周知の通りです。
当然ながら医療機関でも各機材・物品。メンテナンスなどの運営上全てにおいてコスト高となっており、それが今回の初診料・再診料に反映されています。(「物価高に負けない」がキーワードになっている)
また同時に人件費の高騰もあり、それも含まれていますが、あくまでも”一部”に過ぎません。
当院では開業時から決まった時期にベースアップ(10年前より政府目標を大きく超える、毎年4.8~6.2%のベースアップ)を実施しており、ボーナス(年2回の賞与)も途切れずにスタッフに渡せています。
特に賃上げに関しては別途加算がありますが、当院ではその加算による患者負担増も当然ながら考慮し、加算点数は算定していません!
今回の報道・SNSによるニュースでは、「スタッフのベースアップのために患者負担が増えた」との誤解を招く表現であり、特に当院においては、決してそんなことはありません。
伊丹市 稲野町 木下歯科